SSブログ

ソマリア沖 自衛艦2艦出港 [ニュース]

いよいよ ソマリアでの海賊行為に対する商船護衛のための 自衛隊の艦船が日本を出港した

「さざなみ」と「さみだれ」共に護衛任務を主とする4600トンクラスの護衛艦で速力30ノット ヘリポート1基と並みの性能
特筆すべき点はないが 可も無く不可も無くと一般的な装備だ

たださざなみはまだしもさみだれは 前期開発型であり主に対空防衛が主眼であるため 海賊船などの対水上能力には見劣りがしないでもない

防衛(武装)能力に関しては 現在の自衛艦の標準的な装備を持ち もちろん今回の出動に対しフル装備での出発にはなっているはずだ

そのため 実際に海賊との交戦・撃退にも充分な能力を持っていると思う


ただし、それは撃てたら・・の話だが


自衛隊がいくら自衛のための手段と言う前提を持っていても 他者から(日本国民からも含み)見てもやっぱり戦闘武器を持った集団であることには変わりが無い

世界で戦争をしている人・集団・国家に対し 「自衛」としての尊厳、ポリシーを保てているのは やはりその武器を使う側の人間に問題がある


現在 銃先進国である欧米諸国が 法律で規制されている範囲内で家庭にも拳銃や猟銃などを自衛の為として所持しているが これを殺人の道具に使うかどうかは銃の販売店では判断できない

そのため誰でも簡単に武器が手に入り 先日のような不幸な事件などがしばしば起きてしまう


自衛隊員も その武器を扱う(扱える)という性質上 現実的に戦闘に巻き込まれた際には自衛手段としての応戦(専守防衛)をすることになるのだろうが 今の今まで事なかれ主義で通してきた政治屋や防衛省の幹部などが 即時適切な命令を出せるとは到底思えない

その事態に陥り 空砲一発も撃てないまま 蹂躙、略奪を傍観することにならないよう 切に願う


国際社会にとっての警察としての理想に一番近い形の自衛隊の理念を 世界に向け宣伝できる格好の機会なのだから


でも・・・

もし前述のような情けない事態になってしまった場合は 逆に交通整理員以下としか見なされなくなることも確かだ

そうなった時に日本に帰還した両艦の派遣員の方々には 徒労の気持ちを持たせないようにしなければならない


いずれにしろ 余り得策でないと思われる今回の護衛任務に少しでも 希望と未来のあらんことを
ボン・ボヤージュ



P.S.
それにしても何でこう護衛艦の名前っておとなしいのばっかなんだろう・・・
ヤマト・・・とまでは言わないけど(いろいろ問題あるから) アンドロメダとか沖田とかあってもいいのに 日本らしいからw
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:blog

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。