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大人の価値 [政治評論]

法務大臣の諮問で行われる法制審議会にて 民法においての「成人年齢」を現在の20歳から18歳に引き下げが妥当という発表をした

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090729-00000094-jij-pol

たしかに公職選挙法で選挙権を18歳以上に変更されることが決まっているらしいし 現在の低年齢者の責任有無をめぐる 幾多の事件や事故をみても 大人と子供 を分ける境界線が低く(無くなりつつ)あるのは確かだ

いままでの大人をみても 20歳になったからといって学生気分(身分)や無職、フリーターのまま等 一端の大人と未成年との違いを持てる(傍から見える)者が少ないのも事実

20を越えて犯罪をすると顔も名前も公表されるからと 19までに悪さし放題というのも勝手な解釈でしかない
(もともと犯罪者に成人も未成年もないのだが)

こういう流れが出てくるのも仕方が無いとはいえ 半ば納得もできる


ただひとつ気に入らないのは 有識者とはいえたった18人の考えでそんな重要なことを判断してもいいのか?ということ

以前から言うように 国家の主権は別として 国民の生活、環境、法律などは 国会議員内での談合で決めず 国民投票での審議をすれば 少なくとも現状よりはましな国家運営ができるのではないか

今回の議題も当然 政府を通じて 国会内で審議されるのだろうが 無駄飯し喰らいの議員を廃止し 全投票制にしたほうが国民の意見の反映が直に政策に反映されるのではないだろうか


まぁ もともと そんな自分達が選んできた人たちの成れの果てが 現在の国会なのだから 大人という言葉の価値もたいしたものではないのかもしれないが・・・・


少なくとも 「亀の甲より年の功」 「お婆ちゃんの知恵袋」程度には人生経験を持っているのだから 未成年者の良き指導者、先輩としての自覚は持ってないとヤバイんですけどね
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