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しょうがないじゃん [ニュース]

日亜の対応「非常に残念」=面会不成立で―中村教授
時事通信 11月5日(水)11時6分配信
ノーベル物理学賞の受賞が決まった中村修二米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授は5日、元勤務先の日亜化学工業(本社徳島県阿南市)に対して呼び掛けた面会を日亜側が受け入れなかったことについて、「裁判で仲が悪くなったのを何とか改善しようと努力したが、非常に残念だ」と語った。安倍晋三首相との会談後、首相官邸で記者団の質問に答えた。
 中村教授は首相に続き、山口俊一科学技術政策担当相とも面会。記者団に「日亜の貢献も大きいので、ノーベル賞を契機に過去の清算を提案した。拒否され、どうしようもない」と述べた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141105-00000048-jij-soci


「個人の価値」、「正当な業績に対する対価」を求めるのは 至極当然のことではあるけれど・・・


今回のノーベル物理学賞を受賞した3人の中で いまいちこの中村氏のパフォーマンスがいちいち鼻につくのはきっと気の所為だけではないと思う


画期的な発明をし所属企業に多大な利益を上げさせ その報酬がわずか数万円だったからといって 数百億円の賠償請求をした時点から 科学者ではなく企業家になってしまったのだろう

あまつさえ 賠償金をもらったら とっととアメリカの大学に移籍したばかりか国籍まで変えてしまった

その上受賞発表の際には 日本の企業に根差す風土とか 科学者業界のマイナス面だとかを さも悪行のごとく世界に向け発信し 「全ての功績は我にあり」と言わんばかりのインタビュー映像が何度も流れていました


でも ちょっと待ってよ

・そもそも 青色発光ダイオードの基礎研究は貴方が考えて作ったものなの?
・その材料となるものを特定したのは誰?
・製品化までこぎつけるまでに開発費用を出したのはどこの会社?


発明品のパテントが欲しいのなら 企業に対し事前に契約を結ぶのが先ではないのか?

仮に発明が成功しなくても損失を個人で被るつもりはあったのか?


そこらへんの資産の元となるものは 赤崎氏や天野氏をはじめとする先達たちの知識遺産であり 勤務先だった日亜化学工業なのではないでしょうか



それらをすっ飛ばして さも自身の業績のみを評価対象とし あまつさえ 「仲直りしてやるから会えよ」なんて言われて 裁判まで起こされた企業側が はいと素直に言うとでも思っている事の方がおこがましい


中村氏いわく グローバルな観点からすると日本の企業体質は遅れているということなのだろうが そんな国内の企業内でも 安い賃金で一生懸命身を粉にして働いている現在の日本人からすると やっぱり何言ってんだか!と言いたくもなると思います


まぁ それも知恵も知識も金も力も持たざる者の ヒガミかもしれませんけどね・・・

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