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大事なのは開発か?お金か?・・・いや結果でしょ [ニュース]

市販の部品で日本一のスパコン 可能性を現実のものとしたニュースが出た

<スパコン>長崎大の浜田助教、3800万円で日本一の速度達成 安くても作れ、事業仕分けにも一石?
11月27日10時50分配信 毎日新聞  東京・秋葉原でも売っている安価な材料を使ってスーパーコンピューター(スパコン)を製作、演算速度日本一を達成した長崎大学の浜田剛(つよし)助教(35)らが、米国電気電子学会の「ゴードン・ベル賞」を受賞した。政府の「事業仕分け」で次世代スパコンの事実上凍結方針が物議を醸しているが、受賞は安い予算でもスパコンを作れることを示した形で、議論に一石を投じそうだ。  同賞は、コンピューターについて世界で最も優れた性能を記録した研究者に与えられ「スパコンのノーベル賞」とも呼ばれる。浜田助教は、横田理央・英ブリストル大研究員、似鳥(にたどり)啓吾・理化学研究所特別研究員との共同研究で受賞。日本の研究機関の受賞は06年の理化学研究所以来3年ぶりという快挙だ。  浜田助教らは「スパコンは高額をかけて構築するのが主流。全く逆の発想で挑戦しよう」と、ゲーム機などに使われ、秋葉原の電気街でも売られている、コンピューターグラフィックス向け中央演算処理装置(GPU)を組み合わせたスパコン製作に挑戦した。  「何度もあきらめかけた」というが、3年かけてGPU380基を並列に作動させることに成功。メーカーからの購入分だけでは足りず、実際に秋葉原でGPUを調達した。開発費は約3800万円。一般的には10億~100億円ほどかかるというから、破格の安さだ。そしてこのスパコンで、毎秒158兆回の計算ができる「演算速度日本一」を達成した。  26日の記者会見で事業仕分けについて問われた浜田助教は「計算機資源は科学技術の生命線。スパコンをたくさん持っているかどうかは国力にもつながる」と指摘。一方「高額をかける現在のやり方がいいとは言えない。このスパコンなら、同じ金額で10~100倍の計算機資源を得られる」と胸を張った。【錦織祐一】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091127-00000003-maiall-soci


確かに低予算で高効率を上げられるのであれば それに越したことはない

特に開発に巨額が動くものであるため安易に決定すれば あとには引けずズルズルと出費がかさんでいくことは目に見えている


事業仕分けで大幅削減を強いられることになった為 やりばなし有用性を説き各メディアなどでも取上げられることが多いが その実 コンピューターというものは それを使って何をするかが問題であって それを開発する技術やどれだけ速いかを競うようなことにお金を掛けるべきではない

今の話題には 開発費や人件費 その他の経費やそれに関連する事業での必要性だけを説明するのは 筋違いだと早く気づかなければならない

この話題が事業仕分けで紛糾する 政界と各団体の試金石になればいいが・・・
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