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楽しんだ方が勝ち! [オリンピック]

昨日行われた バンクーバー五輪 女子シングル フィギュアスケート ショートプログラム(SP)は 仕事の都合でリアルタイムで見れなかったので録画しておいたのを一気に見ました

流石のキム・ヨナ選手と浅田真央選手は貫禄を見せつけ 70点を大幅に超える高得点となりました

それにしても1990年代生まれの強いこと
フィギュアスケートは見た目からは想像もつかないほどの体力勝負な競技だ

ジャンプ、スピン、スパイラルどれひとつ取っても生半可な体力と柔軟性では実現できない 回転中のG(重力)に負けない筋力と ジャンプ着地の際の対衝撃力などに加え しなやかさと超絶的なバランス感覚が求められる

アメリカ代表で出場した長洲選手は演技の最中に鼻血を出してしまったが 逆に他の選手が出さない方が不思議な位だ

体力に自信がある男子と違い 女子はしなやかさがより要求されるため体力向上のための筋骨隆々な姿になるのは避けられたい
そのためスタイル維持と筋トレという一見相反することを成立させるのは相当難しいと思う

だがそれをやってのけ 満足の出来る演技が出来ればえも言われぬ嬉しさがあるだろう


大会直前に実母を亡くしたカナダ代表のジョアニー・ロシェット選手 地元ということと観客の同情心を除いたとしても 素晴らしい演技をし自己最高得点という高成績を出した
お母さんへの最高の手向けとなるだろう

他の選手についても 体力的・精神的に満足な状態で挑める人はなく 多かれ少なかれ障害を持って来ているに違いない
だとすれば みんな同条件と思い 精一杯頑張る人にエールを送りたい



SPで上位につけたキム選手、浅田選手、ロシェット選手は安定して安心して見れる演技が魅力だが その他にも気になった選手がいたのでご紹介

クセーニャ・マカロワ選手(ロシア)
長洲未来選手(アメリカ)
エレーネ・ゲデバニシビリ選手(グルジア)
サラ・ヘッケン選手(ドイツ)
ラウラ・レピスト選手(フィンランド)
アリョーナ・レオノワ選手(ロシア)
レイチェル・フラット選手(アメリカ)

いずれもフリー演技出場権を獲得した 各大会での有力選手なのでわざわざ紹介するまでもないとは思いますが 気になったのはそのノビノビと演技を楽しんでいるという表情です

長洲選手は最初のジャンプが成功した後緊張が解れたのか笑顔となり それ以降の演技が実に楽しそうに滑っていたのが印象的です

ゲデバニシビリ選手などは最初 フィギュア選手には殆ど居ない程のその豊満なバストに注目していましたが 演技途中からのめまぐるしく変わる表情 なのより生き生きと体中で「楽しい~♪」と叫ばんばかりの滑走が引き込まれました


明日26日に行われるフリー競技で勝敗が決する訳ですが 正直言って”勝敗”よりいかに観客の心を捉えるほど楽しんで滑れるかを見たいですね
(そういう意味では 例え金メダルが取れたとしても 以前安藤選手が言っていたように「自己満足」の演技になるかもしれないから)


決して諦めることなく楽しんで演技する全ての選手 応援します!
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tamanossimo

楽しんだほうが勝ち!・・・人生もそうかもね?!
by tamanossimo (2010-02-26 00:49) 

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