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懐映 「ビッグ」 [映画・アニメ]

地方局の深夜映画番組枠でトム・ハンクスの「ビッグ」をやっていたので録画して観ました

トム・ハンクス.jpg
(若いな~ 今はもう「おじさん」以上にフケてますが)

この映画は「レオン」・「フェイス・オフ」と並び好きな映画です

今更紹介することもない位有名かと思いますが 一応ご紹介


12歳のジョシュは4人家族の長男として生活している 平凡普通な少年だ 友達のビリーと楽しい毎日を送り暮らしているが 年頃ということもあり同級生のお姉さんシンシアに片思いをしていた ある日 街に来た移動遊園地に出向いたとき その身長のせいでジェットコースターに乗れず見栄を張ったシンシアにバツの悪い所を見られてしまう 「早く大人になりたい」という気持ちを持った瞬間 遊園地の外れに置いてある一台の機械に吸い寄せられるように向かい 25セント硬貨を投入する 何故かコンセントが抜けているのに ゾルターという不気味なその機械は「望みを叶えよう」というカードを吐き出す 翌朝目覚めると子供服を破る位の”大人”になっている自分が居た 胸に毛も生え 声も低くなり 一時は喜ぶも 母親から不審者(誘拐犯)と間違われ家を追われることになる 再びゾルターに子供に戻してもらおうとするが 既に遊園地は移動した後で 途方に暮れてしまう なんとかビリーに本人だということを信じてもらい 移動遊園地の移動先を調べてもらうため 役所で書類申請するが1ヶ月半掛かると言われる それを待つ間 自宅にも戻れない為 お金を稼ぐため就職先を探すが 元が子供のためなかなか見つからない たまたま見つけた先が 玩具メーカーだったが 休日に遊ぶ為にショップに来た際に社長と知り合い 玩具開発の責任者という大抜擢される 子供特有の感性・発想でまさに水を得た魚のように出世していくが それを快く思わないライバル、心惹かれる同僚スーザンの出現などで なんとかそれなりに大人の世界を感じ取っていく 大人としての恋や 大人びた私生活 毎日の仕事の楽しみ(忙しさ)に追われ子供に戻ることを忘れたかのようになるが 親友ビリーの苦言や 恋人スーザンとの生活 それ以上に自宅に帰りたいという思いが募り ゾルターに子供に戻ることを願う それは大人社会への別離でもあり 同時にスーザンとの別れでもある 全てを悟ったスーザンは彼を自宅まで送り届け 玄関に入る直前にゾルターの魔法が解けたジョシュの本当の姿を目撃する 永遠の別れになる予感はあったが ただ相手の幸せを願う気持ちがあるため 笑顔で送り出す



トム・ハンクス自身 ゴールデングローブ賞を受賞するなどその演技を高く評価された映画であるが 以降現在の名俳優の地位を確立する第一歩となった作品と思う
(その前にスプラッシュなどにも出演しているが よくある若手俳優と同列だった)

若いといっても この映画の公開当時で32歳
精神年齢12歳を演じるのは並大抵では成功しない 単にガキっぽさを出しても それなりに見えないからだ

社会人としてのサクセスストーリーとしては マイケル・J・フォックスの「摩天楼はバラ色に」などもあるが より一層ファンタジー要素を加味した本作品はコメディ映画としても良く出来ていると思います

作中の一番のお気に入りは やはり冒頭のおもちゃ屋さんでの社長とのピアノ競演(ステップで演奏する)シーンですね
キーボード演奏.jpg


今でこそゲームセンターや家庭用ゲーム機などで音の出るステップ盤などはありますが この当時は画期的だったと思います
(ただ作中では 音は吹き替えと思われ 鳴ってるところ 鳴ってないところが分かります 相当練習もしたのでしょうが 実際の音がズレて作品の世界観が壊れて台無しになるよりは良かったのだと思います)


コメディではありますが 恋愛(ある意味純愛)ものとしての要素と 社会人(大人)としての悩み そして家族や友達の大切さを散りばめてあります

ちょっぴりエッチなシーンもありますが 家族でホンワカと見れる良い映画です
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コメント 2

tamanossimo

へぇ~♪
面白そうだね?!
kazさまおススメなら見たいなっ!!
by tamanossimo (2010-04-05 00:38) 

kaz

是非! お勧めっていうか絶対見て(命令系?)
きっとレンタル代以上の満足感を得られると思います
by kaz (2010-04-05 22:04) 

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