SSブログ

ホントに浮かばれませんね・・・ [ニュース]

救いが無いとはこのことでしょうか・・・

<長崎ストーカー>千葉県警習志野署 被害届受けず慰安旅行
毎日新聞 3月22日(木)11時56分配信
 長崎県西海市の山下美都子さん(当時56歳)、久江さん(同77歳)親子が昨年12月16日、山下さんの三女の元交際相手に刺殺された事件で、ストーカーの被害届を出そうとした家族に千葉県警習志野署が「1週間待ってほしい」と先送りを求めた2日後、同署の事件担当者らが2泊3日の慰安旅行に行っていたことが捜査関係者への取材で分かった。
 千葉、三重、長崎の3県警が今月5日に公表した検証結果で、千葉県警は被害届の受理の遅れを「他の事件の捜査を優先した」と説明したが、旅行については明らかにせず、警察庁にも報告していなかった。
 捜査関係者によると、三女と父親は昨年12月6日、元交際相手の筒井郷太容疑者(27)=殺人容疑で逮捕、鑑定留置中=による暴力でけがをしたとして被害届を出そうとしたが、習志野署から「1週間待ってほしい」と言われた。直後の同8日から10日まで、同署では北海道への慰安旅行が実施され、ストーカー相談を担当する生活安全課や、傷害事件を担当する刑事課などの10人余りが参加したという。
 旅行中、筒井容疑者は三女のマンション周辺をうろつくなどし、三女や父親は「早く逮捕してほしい」と訴えていた。三女への事情聴取開始は旅行後の12日で、被害届の正式受理は殺人事件2日前の14日にずれ込んだ。
 5日公表の検証結果で千葉県警は「対応中の変死事案の処理や既に容疑者を逮捕していた他の事件捜査を優先し、被害申告に即応することができなかった」と説明する一方、筒井容疑者がマンション周辺をうろついていた時点で「関係者からの聴取開始を早めるなどすることが望ましかった」などとしていた。【小林祥晃、鮎川耕史】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120322-00000033-mai-soci

警察の介入について 「事件性の有無」、「民事不介入」がよく障害となる話しを耳にはしますが まさか個人的な理由で捜査(仕事)を無視していたとなると 大変問題です!

被害者が被害に遭うまでに(未然に防ぐ為の)本当に必要な”助けの手”が 今の警察には無いということを この事件が如実に物語っているのでしょうね


百歩譲って 警察官といえど一人間だから休暇や旅行などの息抜きがあっても良いにしても その間の代わりに担当する者くらいあって当然ではないでしょうか

平成のこの世の中 明治時代から続く旧態依然とした組織の体質というものは 何故に革新できないのでしょうか?

被害者やその遺族の苦悩・悲しみが 現実のものとして感じてはいないのだと思います


国会議員が自らの失政を棚に上げ 公務員削減や給与改革だけを先行しようとしている話題にはあまり賛同し兼ねる思いでしたが 公務員としての自覚が足りないというのならそれも止むを得ませんね・・・

nice!(4)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:blog

nice! 4

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 1

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。