勝っても負けても

ソチオリンピックが始まって　早６日目　初日のフィギュア団体戦内の１種目である男子ＳＰの羽生結弦選手の好発進以降　計１２種目（団体戦全てを１種目として）が終わった訳ですが　開始前の期待をよそに　最高順位でも４位（女子モーグルの上村愛子選手）と　メダルにはまだ届いていない状況です

こうなってくると　１２日のスキージャンプ女子ノーマルヒルの高梨沙羅選手に俄然期待と希望が注がれてしまうのでしょうが　本人にとっては他人の必要以上の期待など正直重荷にしかならず（他国は知らないが特に日本の場合は　事前に持ち上げるだけ持ち上げておいて　成績が悪かったらあとは知らん顔になることが多い）　本人の言うとおりに（競技を）楽しんで挑んでもらいたいですね

高梨選手曰く　「私のジャンプを見て！」といつも心の中で思いながら飛んでいるそうですが　温かく見守ってあげましょう



特番や速報に混じって　五輪選手の練習風景や地元の応援者など　日頃は見れない選手たちのバックボーンや苦労話しを取材した番組を見ていると　わずか数分や数秒に掛ける意味がよく分かります

見えない日常にこそ本当のドラマがあるんですね～

いや～　マジで目がウルウルしちゃったわ・・・


オリンピックが本来「競技」という性質を持つ以上　”勝つこと”が至上の目標であり　「参加することに意義がある」とか「非常に惜しかった」なんてとても他人事のようには言えませんが　勝っても負けても悔いが残らないように「今出せる全力を出し切ること」に集中して欲しいなと思います
（※負けて悔しいのは当然ですが　悔いが残るというのは全力が出せていないことだから）


残りの種目で新たなヒーロー・ヒロインが出てくるかもしれませんが　全ての選手にエールを贈ります