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ようやく判決 [ニュース]

2007年8月に起こった強盗・拉致・殺人の公判で 3名の被告に対し判決が下った

闇サイトで知り合った者同士による行きずり的なもので 計画性は無いにしろ残虐性・情状酌量の余地もないほど稚拙な思考による犯行により 罪どころか理由もなく殺害された被害者やその家族に突然おこった悲劇は想像に難くない

今回は加害者の一人が自首したことにより事件事態が発覚し スピード逮捕となったわけだが ネットで知り合ったという いくばくか不明瞭な対人関係がもたらす事件の難解性は たとえ事件に遭わない様 個人が注意してもどうしようもないレベルであり 万一起こってしまった場合も その捜査終了(被害者が出るのだから「解決」ではない)までの道のりは困難を極めていくことだろう


それにしても3人とも死刑かと思ったら やっぱり自首したのが効いて一人だけ無期懲役になってしまった

今の日本の法律や検察・弁護士の力関係 裁判所の定例化などが問題になり 一般人が裁判に参加する裁判員制度があと1ヵ月半で始まるわけだが 現在のプロのみで行っている裁判でも判断が厳しいのに本当にそれでいいのか?
自首したとしても死刑を免れる程のことなのか?
無期って言ってもアメリカなんかと違って終身刑ではないのだよ

死刑を言い渡された後もあまつさえ達観したかのようにも見える神田司、堀慶末両被告のふてぶてしさと無期になった川岸健治被告の刑の軽さに非常に疑問が残るが 今の司法制度ではこれが限界なのかもしれない



被害者となった利恵さんのブログを見ると8月6日まで更新されており 日々の幸せな日常が見れることが なんとも痛ましさを倍増させる


人間として社会で生きている限り 不満や不平が生まれることは極自然のことであり それを許容できない心の弱さを誰もが持っている
でも 例えそうだとしても自分内 又は家族・親戚・友達内で解決とまでは言わなくても解消できない事はない
それを他人にぶつけることはお門違いもいいとこだ

しかし 闇サイトのようにネットの負の面があることも理解できるし これから先の危険性も無視できないが ブログという媒体がTVニュースやワイドショーなどでの番組では見えなかった故人の思考・喜び・人との繋がり等を他の一個人が共感、共有できるということは素晴らしいことでもある

できるなら 新技術や新手法などだけでなく 既存コミュニケーションを 人間の悪意でなく善意で利用するよう心がけていきたいし そうして欲しいと切に願う


磯谷利恵さん本人のブログ「なごやんの食道楽記」
http://kuishinbounagoyan.blog96.fc2.com/

名古屋地裁極刑判決ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090318-00000011-maip-soci

タグ:闇サイト
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やまがたん

このような事件は二度と起こさせてはならないと思います
死刑にしても生ぬるい、この世の痛みという痛みを与えて
殺すべき犯人 と私は思ってしまいます
応援ポチっと☆
by やまがたん (2009-03-20 09:38) 

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