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A.I.G. 過剰賞与支給について [ニュース]

連日報道されている話題についてひとことだけ

AIG(アメリカン・インターナショナル・グループ)は自社の経営悪化に対し 政府から助成金を受けているのに幹部職員に対し高額すぎる賞与が支給されそれを経営継続のために必要なことと説明した

これに対し当然というか必然というか 米国民を初めとして政治家、大統領に至るまで非を唱え CEOのリディ氏を公聴会に召還し その意見を聞いたが それでも安易に納得できる答えは得られなかった

そりゃそうでしょ 政府からの助成とは いわば税金を投入して民間企業の建て直しを計るものなのだ

それなのに 潤沢な資金を得た途端 自分の財布の中身(お金)が増えたと勘違いし いっきに使いたい放題 その上経営の為とうそぶき 一部の個人資産にのみ利益供与をしたというのは どう考えてもおかしな話だ


企業として立ち直り 純利益を上げ直した後だったら どんなに高額な給与や賞与をもらっても 誰も文句は言わないが 現段階で高額な賞与を貰うほど今までの経営に対し貢献しているのか? もし貢献したと胸を張って言えるのなら 元々助成など受けなくてもやっていけるはずだ

それどころか 幹部職員というのは 経営に責任を負う立場にあるのだから 賞与を貰うどころか社員や会社への責任を果たすべき義務がある
それを無視して自分の権利だけを主張するくらいなら そんな会社さっさと潰れてしまえばいい


極端な話をしたが 少なくとも現在AIGの系列会社も多数あり 更にその保険商品などにも加入している人も少なからず居るので これを全部なくなったとすると 複数の関連企業も含め 国際社会的にもただでは済まない程の混乱・被害が発生するのは容易に想像できる

だから一企業とはいえそれが倒れるとなると大変なことになる

そうならないようにするための助成なのだから よくその意味を考えて行動して欲しいものだ



CEOエドワード・リディ氏の発表 日本語訳
http://www.aig.co.jp/news/n2009/n_03.htm

タグ:AIG 賞与
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