イラン混迷を深める

大統領選挙からのデモ隊と政府側との対立が日に日に強くなっていっています

改革派のムサビ元首相側と　保守派であるアフマディネジャド現大統領側の対立は　大統領選挙前からのものであり　アメリカ大統領選挙のように国家を主体としたものではなく　過分に宗教的背景があるため　両者共に相容れない状況であるため　現時点での解決策は　再度総選挙を行うことしかないと思われます

ただし　これはある種の危険も伴います
再選挙のあとどんなに公正な選挙であったとしても　アフマディネジャド（あ～　長い名前だｗ）氏が当選した場合　対立派の支持者の不満はピークを越えデモではなく暴動や内乱　悪くすると内戦や国連加入、他国の介入などに発展もしかねません

一個人として考えると　国連主導で再選挙をすることが一番だと思われますが　世界に多大な影響を持つ常任理事国という制度をやめない限り　本当の国連とは言えない為　当のイラン国民からすると　余計なお世話とも取られる可能性もあります

とすると　このまま手を打つことがなく　見ているしかできないのがなんとも　情けない限りです

タグ：ムサビ元首相 ハメネイ師 イラン アフマディネジャド大統領