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日食撮影準備 その4 [旅行]

またまた 別のアプローチ

今回はピンホールカメラの原理を利用した日食観測の記事を元に ピンホール観測器を自作してみます


まずは材料集め
材料.jpg
会社帰りに24時間営業のスーパーによりポテトチップスを購入(今回は底が金属製を求めた為 プリングルスを選択しました)
本当は筒状のものであれば なんでもいいのですが ダンボール筒などを買うだけではもったいないので・・・

その他100円ショップで売ってる折りたたみ式のエチケットミラーとA4コピー用紙1枚を用意
工具としてはカッターナイフ、ボールペン、穴あけ用のキリ(今回は綺麗な穴を確保するため電動のミニルータを使用しました)、はさみを用意

次に食べます(別に食べなくても(´Д`;)ヾというツッコミは無視しますw)

缶が空になったら中のカスや塩っ気 油分などを綺麗にふき取ります
(ウェットテッシュを使用しました)

中の乾燥を待っていよいよ工作開始!


投影膜の部分になるコピー用紙を切り取ります
コピー用紙切り取り.jpg
フタをとったプリングルス缶の大きさでペンで印しをとり 挟み込み(固定用)ののりしろ部分を作りながら切り取ります

フタは透明なのでそのまま使用してもいいけど 日差しが弱いと 光源の邪魔になるからカッターで真ん中だけ切り落とします
感光膜.jpg

次にのぞき窓を開けます
のぞき窓開口.jpg
大きさはミラーの幅と奥行き 角度などがミラーの大きさ種類、形状により異なりますが 真上から入ってくる画像が 直角に見えるように調整してカッターで切り取ります (プリングルスの筒はボール紙製なので 簡単に切り取れます)
ミラーの幅に合わせて.jpg

ミラーを入れてみて位置確認と調整
入れたとこ.jpg
覗いてみた.jpg
(今回はミラーは入れただけですが 手に持って見る分には固定しなくても良さそうです)

仮組みしてみます
組み立て1.jpg
できた胴体下部に投影膜を乗せ
組み立て2.jpg
フタを締めます(これだけで紙はバッチリ固定されテープや糊で貼り付ける必要はありません)

いよいよピンホール作成
貫通.jpg
ミニルーターに直径2mmのバイスを取りつけ 電動でシュイ~ンと穴あけ
ものの5秒ほどで貫通 綺麗に真ん中に穴が開きました
(これを手動のキリでやってたら ヒマ掛かるだろうな・・・ プリングルスではなくナビスコチップスターだと底も紙なので穴あけは楽だけど もし透過光漏れがあると嫌だったから)

んで合体
組み立て3.jpg
仮組なので固定はしませんが 本番に使うならテープでガチガチに止めないといけませんね

さぁ 実験です
会社への出勤時 駐車場でテストしてみました

結果は・・・
テスト.jpg
真ん中の小さな白いのが太陽光のようです
ごっつちっさ!

プリングルスだとピンホールから投影膜までの距離(缶の長さ)が20.5cmしかないので 拡大倍率が小さく 投影画像が小さすぎるようです
穴をもうちょっと大きくするか缶内部に半凸レンズを仕込んで倍率を上げないと 実用できないな・・・・

あと数日内にレンズが手に入るかどうかは厳しいので 穴を大きくする方で考えてみる

プリングルスの缶内部は チップスが直接直に入れてある問題上 油や湿気を防止するため銀幕が貼ってあります
穴の直径を大きくするということは それだけ光源が増えるということであり 下手をすると缶内部で光が乱反射する可能性もあり太陽が見えるどころではなくなることも考えられます

解決策としては 乱反射防止のための暗幕を缶内部に貼り付けること
なんとか 頑張って解決してみたいと思います

続く・・・
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