Ｆ－２２ 早々と幻の名機に

３０日に行われたアメリカ下院決議にて2010会計年度の国防予算歳出法案を可決したが　主力となるはずだった先進戦術戦闘機計画で栄光の座を勝ち取った（はずだった）Ｆ－２２の追加調達をせず　生産中止という案を盛り込んだ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090731-00000028-jij-int

これは日本が以前からオファーしている輸入申請の夢もなくなったということ



まぁ以前から　その先進性だけが取り沙汰され　生産コストの異常な高さや　数々の問題点、事故率の高さなどが浮き彫りになってきた以上　これ以上続けても・・・と思うのは当たり前かと思う

ただＦ－２２（ラプター）と競合試験を受け本格生産にまでも辿りつけなかった名機　ＹＦ－２３（ブラック・ウィドウＩＩ）を思索したノースロップが不憫でならない

いつの世にもタイミングと運のために　あと一歩及ばず無念さを味わったものがいるのは世の常であるとは思うが　たった４，５年で諦めるくらいの計画なら　最初からするなよな～

そのために捻出・使用された超多額の費用は全部無駄になっちゃうんだよ
（私のしごと館建築など及びもしない額）
それに計画実現に向け　ひたすら頑張ってきた関係者各位の努力を　一蹴に伏した形になる

この計画を企画、立案したものは責任を取らなければならない


現在　wikiによると１８７機が生産されているとのことだが　それもメンテコストなどの所為であとどれだけ使われるかも微妙だ

超高額なベータ録画機の様相は笑い話にもならない・・・

タグ：F-22 YF-23 先進戦術戦闘機 生産中止