変化？ 進化？ 平均化？

葉書や封筒　ゆうパックなどを取り扱っている郵便事業会社が日通のペリカン便と事業提携し　運輸事業マーケットに王手を掛けたと先週のニュースで取り扱ってましたが・・・

舌の根も乾かないうちに　配達業務が送れ２６万個もの未配達が発覚したことがニュースになっています


集配業務に関わる営業所（支所、取次ぎ店を含み）が今までの倍になったといっても　それを仕分ける中継センターが日本に１箇所だけというのもいささか無謀だし　これまでライバル会社だったところが提携したと言っても”合併”したわけでもないのだから　内部での確執などもあるのではないだろうか

いきなりスタートしても　こうなることは火を見るより明らかだったはずだ

更に最悪なのは　年末などの気温の低いときならいざ知らず　こんなに暖かい時期に行ったため　書類や一般小荷物などはまだしも　フルーツなどの食品類　薬品や手術などで使われる緊急治療材などの日数に制限のあるものが　高温にさらされることだ

単に弁償すれば・・という問題ではなく　人の生き死にに直結する配達物だったりすると遅配（時間通りに届かない）や未着（荷物が配達されない）は　文字通り死活問題になる


今後どれだけの改善策をすばやく実行できるかが重要になりますが　すぐの対応はまず難しいかも・・・



また　楽天の三木谷社長が打ち出した　社内公用語の英語統一化の発表ですが　現社員はそれこそ必死で英語を勉強しないと仕事もままならない事になれば本末転倒もいいところです

「世界企業になるためグローバル化を」というのが理論だそうですが　中学生レベルの英語でも海外に旅行に行ったり（勿論カタコト英語とジェスチャーで現地の人とコミュニケーションをしているのは言うまでもありませんｗ）　それなりの読解力でオンラインゲーム内で外国人の方とチャットしたりしている私ですが　仕事として使えるレベルの英語力（英会話）を身に着けるのは　並大抵の努力では間に合わないでしょう

それこそ　本当にグローバル化を目指すなら　インターナショナルスクールばりに　基礎教育期間である小・中学校で　英会話を習う（教える）べきです



次々と世界の情勢が変わっていく中　人も企業も当然変化していかないといけないということは理解できますが　急激な（それも人為的な）変化は　自他共にそれを許容できる環境が整っていないと危険だということを認識しておかなければなりません

利益追求のためだけの変化など　もってのほかです


p.s.　もしかして将来　楽天と郵便が提携して　楽天直轄の配送業者になるのかな？

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