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医龍3を観て [漫画・小説]

先週から始りましたフジテレビドラマ「医龍3」 一作目が原作に沿ったものでしたが 今回は全くのオリジナルストーリーで進んでいますね

http://www.fujitv.co.jp/iryu3/index.html

まぁもっとも 原作の方は荒瀬より先に 朝田の方が重症になってしまいましたのでアレなんですけど・・・

今の時代の技術とその解説 及びこれまでのシナリオの流れを踏襲したうえで脚本を書いてあると思われますが なんか今までの人気に乗っかって作っているような気がしないでもありません

特に新しいライバル(カテーテル治療の権威 黒木)の出現や小生意気な新人研修医の投入、新しく現れた謎の女性の登場など話に幅を持たせるのも良いですが 本来人を救ってナンボの医者の世界に 変な先入観を抱かせるともとれるストーリー作りは 実際の患者の立場としてはあまり良いものではありません
(本当の大学病院なども 確執や派閥抗争などドロドロとしたものがいまだにある所もあるかもしれませんけど)

過去にも「白い巨塔」や「振り返れば奴がいる」など医者同士の対立をあらすじとしたものもありましたが 医者不足、医療品質の低下が問題視される現在 単なる医療ドラマとしては重過ぎます


バリバリの専門用語の活用やCGなどを多用する途中解説 それに実際の医者のような技能を役者に習得させる徹底ぶりは流石とは思いますが 最近の映画やドラマの傾向として生半可な演技ではリアリズムが出ないということもあるでしょう

それにしても 黒木医師(遠藤憲一)のカツラは荒瀬(阿部サダヲ)の色とカブってるのが非常に気になります いや気に入りません
普通に素の黒髪オールバックで良かったのでは?


これからのストーリー展開も気になりますが 所詮朝田が主人公のためどんなラストになるかは推して知るべしですが・・・



p.s. 番組内でよく起こるVF(心室細動)ですが 本来電気信号で規則的に収縮拡大を起こす心筋が なんらかの理由で不定期な細かい連続収縮動作を起こすことによりポンプとしての動作を図ることができなくなる状態を言うらしいのですが それを簡易的に回復させるのが最近巷で良く見かけるAED(除細動器)です
”除細動”という言葉が 何を表すのかが分かりませんでしたが 細動(心筋の不律収縮動作)を取り除くという意味だったんですね
ただこれが成功するためにはVFが起こってから3分以内の対処が必要とのことなので 広く多くの人が使い方とその知識を知る必要があります

そのための専門知識公開としてはドラマという手段はとても良いと思います









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