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死刑執行について [ニュース]

ことの経緯はどうあれ これで(警務的な)「逃亡者」は居なくなりました

※警務的にというのは 一般的には控訴や指名手配などはされていなくても 完全な容疑者として呼ばれるべき人が残っているのではないかと思うからです

高橋容疑者 バッグに松本死刑囚との写真
日本テレビ系(NNN) 6月17日(日)21時26分配信
 地下鉄サリン事件の殺人などの疑いで逮捕されたオウム真理教の元幹部・高橋克也容疑者(54)が、教団元代表・松本智津夫死刑囚と自身が一緒に写った写真を持っていたことがわかった。
 これまでの警視庁の調べで、高橋容疑者は、川崎市内の自宅から逃走した際に持っていたキャリーバッグの中に、松本死刑囚の著書や説法テープを入れていたことがわかっている。その後、松本死刑囚と高橋容疑者が一緒に写った写真も入っていたことがわかった。
 高橋容疑者は、キャリーバッグをJR鶴見駅(横浜市)のコインロッカーに預け、ロッカーには逃走中に5回、立ち寄っていたとみられるという。
 一方、高橋容疑者は警視庁の調べに対し、「逮捕の2、3日前から大森や蒲田にいた」「ビデオボックスばかりにいると飽きるから、逮捕前日(14日)の午後に一度、息抜きにマンガ喫茶に行き、いったんビデオボックスに戻って、また朝来た」という内容の話をしているという。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20120617-00000026-nnn-soci

そこでタイトルの件なんですが・・・


日本において過去死刑を確定され 実際に執行されてきた数は極端に少なく かつその死刑制度さえも賛否が論評されている状況にあります

このオウム事件に関しても 教祖であった松本智津夫死刑囚をはじめ 計13人もの死刑囚が居ますが 誰一人として執行された者が居ません

松本死刑囚に関しては 「逃亡者が居る為」という理由づけがあったようですが 高橋容疑者が逮捕されたことで執行の可能性が高くなったかと思われます


それにしても 死刑を確定されてまで何故執行にまでたどり着けないのでしょう?


死刑執行に至るためには 裁判所(司法)の判決と 法務大臣(行政)の執行命令が必要ですが 日本では三権分立の思想が極論的に浸透し過ぎているため 互いの執行を促すことが出来ません

そのため裁判で確定したとしても 法務大臣の執行命令が発行されず 名目的に”無期懲役”と何ら変わらないハメに陥っています

この「大臣の決断」というのがやっかいで 本来死刑という思い責務を一人の人間に判断させることということが問題視をされているのですが それを仕事として割り切れる人 いや人情的にと拒否したがる人が当然存在します

ときの法務大臣ごとにその職務を行動したり 拒否したりされても困る話しなんですが そもそも大臣だって一般人と何ら変わらないということが一番の要因だと思います

いくら国民に選ばれた(国会議員の場合)とか 総理大臣に特別任命されたりとかで法務大臣という職務に就いたとはいえ そこに何かしらの資格を取得したとかではなく あくまでも名目上で資格を与えられたということだけだからです


国会議員の安易な立候補や推薦での乱立を抑制するため 資格取得の条件を制度化することが望まれる声が多くなってきましたが やはり基本的にこういう問題を含めてそれなりの有識者や有資格者の必要性があるのではないでしょうか

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