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正気の沙汰ぢゃない [ニュース]

非常にちっちゃい扱いの記事ですが 世界的に見てもとんでもない大事な話しです

放射能拡散予測に新たな誤り 規制委、訂正図の公表延期
朝日新聞デジタル 11月8日(木)20時48分配信
 原発で重大事故が起きた場合の放射能拡散を予測した図に誤りが相次いで見つかっている問題で、原子力規制委員会は8日、誤りがあった九州電力玄海(佐賀県)と川内(鹿児島県)の両原発について確認作業をしていたところ、新たな誤りを見つけたことを明らかにした。このため、8日に示す予定だった訂正図の公表を延期し、全国の原発で間違いがないか再度総点検することにした。
 予測図は10月24日に公表した当日夜に自治体名を訂正、29日にも玄海、川内を含む6原発で、放射性物質が飛ぶ距離や方角に誤りがあったと発表した。さらに、今月6日に両原発の予測を再訂正した。
 シミュレーションをした原子力安全基盤機構(JNES)が7日夜、訂正図をつくるために再点検したところ、新たに気象データの入力ミスがあったことがわかり、規制委に報告した。



震災(建屋爆発)から1年半以上経ち 地元の方以外の地方や 特に首都圏の方でさえ俄かに原発即廃止論者が声高にしなくなってきた昨今 こんなお粗末が続くようでは「安全管理」のレベルもたかが知れるというものです

放射性物質の拡散シュミレーションで まさか正反対(180度逆向き)のデータを公表していたとはね・・・


事態が切迫した際の危機意識も当然ですが 普段からの確認不足緊張感の欠如を見る限り どんなに上辺だけで”安全”を謳っても 一切信用できないということを今回のことで如実に表したのではないでしょうか


おまけに来週に延期された再確認版の公表も データのミスが見つかったからとニュースで言ってました


福島第一原発の廃炉にあと40年も掛かるという試算のうえ 作業に当たる人員や原子力関連研究者なども少なくなる予想もあり 更には他の原発の経年劣化による通常対応にも支障が懸念される状態だといいます

こんな状態で よくも原発推進(継続)を検討できるもんだ・・・

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