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アメリカ高速鉄道 甘い汁か 苦渋の味か [ニュース]

九州新幹線全線開通まであと1ヶ月となりました(3月12日)が その前に2月20日にカメラを積んだ車輌が走行するそうです

http://vod.jr.stream.jfit.co.jp/jr/2011kyusyushinkansen/2011kyusyushinkansen_tokubetsu_1M.wmv

鹿児島から博多まで「九州縦断ウェーブ」というそうです
沿道でこぞって手を振りましょう もしかしたら貴方が映る(かも)!


ま・・・ それはともかく

現在世界中の高速鉄道会社が注目している アメリカ国内の高速鉄道計画ですが 確かに落札して走らせることができれば 莫大な利益をもたらすため 各社(各国)必死に売り込みをしています

ただ アメリカ(顧客)からの要望(安全基準)がハンパないものが提示されています


① 32km/hで走行し 貨物列車に衝突しても乗員・乗客の安全が保たれること ② 18tの金属コイルを積んだトラックに追突しても運転者が安全なこと ③ 脱線・横転しても車体上部が潰れない強度を持つこと ④ 6kgの鉄球が運転席に飛び込んでも 車輌まで到達しないこと
など

単純に考えて ③④などは万一の場合もあるため それなりの対策、強化をしなければいけないとは思いますが・・・

①②については そもそも在来線や踏切があるような所に高速鉄道を走らせるつもりなのかという問題だと思います


日本に於ける”新幹線”は全くの専用線であり(地域によって線路幅や電力仕様などが違うことはあるかもしれません) 在来線や貨物列車が走ることはないし ましてや自動車が線路を横切ることも考えられません

確かに高架などを作ったり 各駅の設備なども一新するように費用や手間が掛かることは否めませんが それだけの手間を惜しまないからこそ 新幹線開通以来 今まで一切の事故(トンネルの壁面が車体に落ちたなどはありました)がない 「事故の可能性をなくす」作り方が 今まで信頼される基盤となっていると思います

もし万一上記のような米国基準を元に車輌を強化したとしても 在来線でさえ日本に比べ数百倍も事故発生率の多いアメリカでそんな事故が起きたとすると 想像するだに恐ろしい結末となるのは明らかだと思います


いっそのこと そんな考えで作るつもりのアメリカにはもし最悪の事態を考えると 新幹線を売り込まない方が良いとさえ思えてきます(仮に最高速状態で走っていなくても 衝突や追突事故を起こせば 車体を強化しても乗員・乗客全ての命は無いでしょう 地上を走る飛行機のようなものですから)


JR各社や鉄道メーカー、日本政府などは 基準に対応できると安易に答えているようですが あくまで衝突することを前提に考えているようなアメリカに対して 訴訟問題などになった場合 JRのみならず日本国自体が破産する可能性もあることを充分理解した上で売込みを掛けているのかを 今一度考え直した方が良いのではないでしょうか?

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