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やっぱり 金目でしょ! [ニュース]

ホント責任感皆無だよなぁ~・・・


川内再稼働、地元市が同意 他原発足踏みなら再値上げ懸念も
SankeiBiz 10月29日(水)8時15分配信
九州電力川内原発の再稼働に向けた地元の手続きが一歩前進したことで、再稼働の「2番手」として有力視されている高浜原発(福井県)を持つ関西電力をはじめ、電力各社は原発が立地する地元の理解が広がることに期待を寄せる。ただ再稼働が一部にとどまれば、原発停止に伴って膨らんでいる火力発電用燃料費の削減は限定的とならざるを得ず、収支改善のために電気料金を再値上げする動きが広がる懸念もくすぶっている。
 九電の業績は厳しい。2014年4~9月期の連結最終赤字は400億円(前年同期は357億円の赤字)と、赤字幅が悪化する見通しだ。川内原発1、2号機が再稼働すれば、火力向け燃料費の圧縮で1カ月当たり200億円の収支改善につながると九電は試算している。
 それでも、財務の健全性を示す自己資本比率は既に6月末で9.6%と「危険水域」とされる1桁台に落ち込んでいる。瓜生道明社長は9月30日の会見で「(現行の電気)料金は川内と玄海原発(佐賀県)の4基の稼働が前提条件だ」と述べ、再稼働が川内にとどまれば再値上げに踏み切る可能性を示唆した。
 泊原発(北海道泊村)の再稼働の見通しが立たない北海道電力は、家庭向け料金を11月に再値上げする。
関電や東京電力も再値上げを検討中だ。原発停止で料金は震災前より家庭向けで2割値上がりしている。再稼働が足踏みすれば、家計の負担は一段と増しかねない。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141028-00000006-fsi-bus_all

九州電力の保有する川内原子力発電所ですが いよいよ再稼働に向けて地固めの最終段階に入りつつあります


再稼働については

The PAGEの記事「早ければ今夏に運転再開? 原発再稼働の流れとは」に簡単に書いてありますが
記事中の図を拝借すると
原発再稼働の流れ.JPG

の流れになっており 最終的には政府が判断するとはいえ 政府は再稼働賛成派とも言えるスタンスをとっているので 実質今回の地元の合意が最大の課題だったと言えます

そこで 今朝の地元紙にこんな記事が載ってました

川内原発地元同意.JPG

注目は 画像真ん中の見出し 「事故、国に責任」 という部分です

これは 「国の責任の下で再稼働することを立地自治体として理解する」ということを踏まえ もし重大事故が発生した場合は その責任を「電力会社が負うべきものであるが 最終的には国が負うべきだ」ということらしい


事故が起きなければ交付金がもらえるし もし事故が起きたら補償費用を貰おう

という考えで合意したのだろうけど 交付金がもらえるのは当然立地自治体のみ

事故発生後の被害を受けるであろう周辺地域には一切のお金はもちろんもらえません


それどころか 避難経路や放射能被ばくの防護策さえまだ未定のまま

あまつさえ 新しい耐震基準に対する川内原発自体の対策さえ まだされていないそうです


こんな状態で 再稼働に同意したということは 万一事故が発生して周辺や他の地域に被害が及んだ場合 単に「国の所為」とか言えるはずもなく 同意した岩切秀雄市長をはじめ 川内市議会議員やその議員を選出した川内市民の責任は とてつもなく重いと言わざるを得ません

その時になってから 被害者面してるんじゃないよ!


正に 石原伸晃元環境大臣の発言ではないが 「金に目がくらんだ愚かな判断」としか思えませんね



(冒頭に戻る)

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